失敗しない紅茶きのこの作り方

失敗しない紅茶きのこの作り方

1970年代に健康食品ブームとして一躍有名になった「紅茶きのこ」は、海外セレブの中にも愛用者が多く、今再び注目を集めています。ちなみに欧米では1990年代からジワジワと火がつき「KOMBUCHA」の名称で健康飲料として売られ、日本でも見ることができます。

 

この紅茶きのこは、実はきのこの名称や紅茶の種類ではなく、発酵飲料のことなのです。甘い紅茶含まれるカフェインやタンニン、糖分をエサにすることで発酵が起こり、酵母や酵素を含んだ植性乳酸菌飲料ができます。

 

これが紅茶きのこです。ごくわずかなアルコール分を含み、本体はゲル状の物質で何層にもなり増殖していくのが特徴です。

 

利尿効果や整腸効果が高いため、便秘の改善や腸内環境の改善が期待でき、肌の保湿やアンチエイジング、デトックス効果や疲労回復にも効果的です。

 

そんな嬉しい効能が盛りだくさんの紅茶きのこを、ご自宅で手軽に作り育てることもできます。家で作るメリットとしては、マザーと呼ばれる紅茶きのこの株が大きくなる変化や育てる過程を楽しめること、きちんと作り管理すれば半永久的に利用でき経済的なこと、自分好みの味わいにしてアレンジもしやすくいつでも好きな時に飲めること、市販のものより糖分を抑えられることなどが挙げられます。

 

そのため、ご自分で手作りし育てている人も多いのです。

 

紅茶キノコの作り方は?

作り方は、まず紅茶きのこ株、煮沸消毒した容器(できれば口が広いもの)、白砂糖、オーガニック紅茶の茶葉を用意します。株は分けてもらったり市販のものを購入するなどし、容器はプラスチック製以外のガラス瓶などを使用します。

 

プラスチック製容器は酸で溶けるおそれがあるからです。また、紅茶の茶葉はティーバッグでも構いません。

 

糖分が6〜10%の紅茶を作り、30℃以下に冷ましてからマザーを入れた容器に注ぎ入れます。手軽に作りやすい分量としては、水500ml、紅茶のティーバッグ1個、砂糖1/3カップが目安です。この時紅茶が熱いうちに注ぐと菌が死んでしまうので、十分に冷ますことが大切です。

 

密封はせず、ティッシュやキッチンペーパーなどで蓋をし、輪ゴムでとめて空気に触れるように保管します。表面に薄い膜が張り、糖分が抜けて酸味が出てきたら完成です。発酵期間の目安は夏場は数日〜1週間、冬場は1週間〜2週間です。

 

育てる時のポイントとして、夏場は成長が早く、冬場は成長がゆっくりであることを頭に入れておくといいです。夏場は酸味が少なく発砲し、反対に冬場は酸味が強く発砲しません。それぞれの違いを理解した上で、違った味わいを楽しむのもいいものです。

 

旅行などで長期不在にする場合など発酵を止めたい場合には、蓋をして冷蔵庫に入れておきます。再び使いたい時に甘い紅茶を注ぎ足せば、発酵がまた始まるので便利です。

 

直射日光を避けて室温で保管し、発酵食品や洗剤などの近くにも置かないように注意します。便利なキットを利用したり、繰り返して作ることも可能です。