あの紅茶キノコが進化したら昆布茶になった?

あの紅茶キノコが進化したら昆布茶になった?

あなたは「紅茶キノコ」というものを、ご存知でしょうか?初めてこの言葉を聞く方は、「紅茶に生えるキノコのこと?」と、思ってしまいますよね。これは実は、キノコというより、飲み物です。

 

紅茶に、栄養として砂糖を加えて発酵させます。そこに菌株を加えて、更に発酵を進ませます。すると、液体は微炭酸になり、表面にはモコモコした塊が出来てきます。この乳酸発酵によりできた塊の色や形が、なんとなくキノコっぽいので、「紅茶キノコ」と呼ばれるようになりました。

 

つまり、発酵した紅茶のことなのです。モンゴルで生まれてロシアでは愛好家が多いこの紅茶キノコが日本に紹介されると、その健康や美容への効能と、自宅で栽培できて、紅茶や砂糖をつぎ足していればずっと飲み続けられることなどから、昭和40年代から50年代にかけて、雑誌やテレビで見ない日はないというほど、一大ブームになりました。

 

一説によると、これが日本初の健康食品ブームだそうです。しかし、そんな一世を風靡した紅茶キノコも、昭和が終わるころにはすっかり廃れてしまいました。そして平成の現在、紅茶キノコは「kombucha」に進化して、欧米で注目を集めているのです。

 

KOMBUCHAは海外で話題

「kombucha」は、私達日本人なら「こんぶちゃ」と読めることから、「昆布茶」をイメージしそうですが、欧米では「コンブチャ」の他に「コンブッカ」とも発音されています。
あの紅茶キノコが進化したら昆布茶になった?

 

紅茶以外にも、緑茶やルイボスティーを原料にしていて、飲みやすいようにレモンやハーブの風味を加味したものなど、ざまざまな種類があります。ペットボトルやビン入りや缶入りの飲料は、封を切るとフルーティーな香りが立ち上り、微炭酸で、シャンパンのような味わいが楽しめると人気です。

 

飲む以外にも、直接アイスクリームやヨーグルトに垂らしたり、ドレッシングの材料にしたりと、専門のフードコーディネーターがいたり、専門のレシピサイトがあったりするくらい、とても知名度の高い飲み物になっています。飲料の他に、乾燥させて粉末にしてビタミンやミネラルを加えたパウダーのものも、どんな料理にもアレンンジしやすいと、人気を集めています。

 

紅茶キノコ又はkombuchaは、乳酸菌をはじめ、様々な善玉菌や酵素が豊富に含まれています。飲むだけで、腸内の環境を善玉菌優位に改善する効果があり、便秘の解消や毒物排出機能の向上に役立ちます。

 

お茶に含まれているポリフェノールの効果で、末端の血管を広げて血行を改善する作用があり、冷えの改善や疲労回復に効果があります。ニキビや吹き出物を防いで肌荒れを改善する美肌効果や、身体の末端まで栄養を運ぶ作用があるため、爪や髪の健康を保つ効果も期待できます。

 

このように、美容と健康にとても効果があるので、あなたもいかがですか?ビンや缶の飲料の他に、使いやすいパウダーや、自家栽培用のキットなど、多種多様な商品がいっぱいですので、興味を持たれた方はぜひ見てみてくださいね。