紅茶きのこで考えられる色んな危険

紅茶きのこで考えられる色んな危険

アメリカで話題となってから日本でも再びブームが起きている紅茶きのこは、昭和40年代にも一時期健康によいと言うことで家庭で作る人が多くいました。当時、愛飲している人の身体にいろんな症状が起きたので、危険なのではと疑われて下火になった経緯があります。

 

実際危険があるのか気になりますが、紅茶きのこを構成する微生物などが調べられましたが、病原性のものはこれまで確認されていません。

 

紅茶きのこは、紅茶や緑茶に糖分を加えて、そこに酢酸菌を入れて発酵させてつくられています。菌の培養を行っているときのこと似ていて、どんどん発酵が進むときのこの笠のようなセルロース(食物繊維)が形成されます。普段用いるのはそのセルロースの部分ではなく、液体の部分を発酵飲料として飲みます。
紅茶きのこで考えられる色んな危険
画像元:http://www.idea-store.jp/kombucha/

 

酢酸菌はお酢を作るときに用いられたり、ナタデココを作るときにも用いられています。ナタデココは発酵してできたセルロース部分をデザートなどにして食べる食品です。

 

酢酸には健康をサポートする効果が期待でき、血流を良くして冷え症が改善したり、血管の拡張が高血圧の予防になったり、胃の動きを活発にして消化が良くなったり、抗菌効果で口臭予防に繋がったり腸内環境を整えたり、便秘の解消なども期待できるもので、紅茶を利用してつくられている場合は紅茶ポリフェノールによる作用、緑茶の場合はカテキンなどの作用も期待ができます。

 

紅茶きのこの酸が強すぎる場合は要注意

紅茶きのこを家庭で作ると味は酸っぱい仕上がりになるので、酸っぱいものが苦手な人は工夫して飲む必要があります。海外では飲みやすいようにフルーツの味付けが行われて販売が行われています。家庭で作るときに注意しなければならないのは、酸が強くなりすぎているものをそのまま飲むと危険であることです。
紅茶きのこで考えられる色んな危険

 

発酵が進みすぎてしまうと酸性度が高くなって、喉や胃の粘膜に影響を与えたり、体の不調に繋がってしまうことがあります。

 

糖分を入れすぎるなどして発酵が促進されなかったり、不衛生な容器や環境で作ってしまうと雑菌が入り込んで、カビが生えたり病原性の菌が繁殖してしまう可能性があります。作る容器は熱湯消毒やアルコール消毒などを行い、発酵させているときは、清潔なガーゼや布、キッチンペーパーなどで口を覆ってゴムで縛るなどして、菌が入り込めないようにして作ることが大切です。

 

完成したあとに別の容器に移して保存するときも同様で、衛生管理を十分意識しないと悪い菌を身体に入れてしまうことになりかねません。

 

安全に作ることができれば、利尿効果があったり、アミノ酸やビタミンCやB1、B2の摂取もできますし、グルコロン酸が体内でヒアルロン酸に変化して美容効果も期待できるようになります。クエン酸による疲労回復も見込めるので、毎日飲み続けていくと効果が期待できます。

 

紅茶きのこを飲んだら、セルロースのあるところにさらに紅茶と糖分を継ぎ足せば、そのまま発酵を続けて作り続けていくことができます。発酵を止めたい場合は冷蔵庫に入れて冷やしてしまえば止まり、再び外に出せば菌の活動できる温度まで戻ったところで発酵が再開されます。