やせ薬としては効果なしでも紅茶キノコが健康と美容に効く理由 

やせ薬としては効果なしでも紅茶キノコが健康と美容に効く理由 

じわじわとブームが広がっている紅茶キノコについて、ご存知ですか?名前にキノコがつくと言っても、キノコを食べるのではありません。簡単に言えば、発酵させたお茶のことです。紅茶に糖分を加えて発酵させ、さらに菌株を加えて発酵を進ませます。

 

すると、紅茶は微炭酸で少し酸っぱい味がするものになり、表面にはモコモコした膜のようなものが盛り上がった塊ができます。この塊の色や形がまるでキノコのようであるため、日本では「紅茶キノコ」と呼ばれるようになりました。モンゴル発祥のこの発酵茶は、ロシアでは広く愛飲されていて、日本には、昭和40年代に健康食品のひとつとして紹介されました。

 

家庭で手軽に作ることができ、しかも紅茶と糖分を足していれば、なくならずに飲み続けることができることから、一気に人気が出て一大ブームを巻き起こしました。昭和の終わりごろには廃れてしまいましたが、平成の今、美容と健康に意識が高い欧米で人気が出たことをきっかけに、日本でも再びブームになりつつあります。

 

紅茶キノコはデトックス効果あり

紅茶キノコには、乳酸菌や酢酸などの善玉菌の他、酵素やビタミン、ポリフェノールなどが豊富に含まれており、飲み続けることで、腸内環境の改善をはじめ、様々な効果をもたらします。腸内が善玉菌優位の環境に保てるため、ダイエットに大敵である便秘の解消に役立ちデトックス作用で美肌効果も期待できます。

 

酢酸の働きで末梢血管を開くため、高血圧の抑制と、血流と血行の改善に効果があります。酢酸と同じく末端の血管を開く働きをするポリフェノールには、コレステロール値を抑制する作用もあるので、動脈硬化の防止にも効果が期待できます。
やせ薬としては効果なしでも紅茶キノコが健康と美容に効く理由

 

ポリフェノールには他にも、インシュリンの過剰分泌を抑えて、腸での糖分の吸収を減少させる効果があるため、肥満や糖尿病の改善に効果があります。

 

紅茶キノコは万能だが、飲むだけで痩せるわけではない

紅茶キノコには他にも、新陳代謝の向上と免疫力アップの効果があり、栄養素が末端まで行き届くことから、美肌はもちろん、爪や髪の健康を保つ効果も期待できます。このように、健康と美容に関する効能がたっぷりある紅茶キノコですが、あくまでも、「発酵させたお茶」であり、薬ではありません

 

いくら肥満や糖尿病の改善に効果があって、ダイエットにも向いているとは言え、けして「痩せ薬」ではありません。痩せるための特効薬として飲んでも、効果なしです。飲むだけで脂肪燃焼をさせるものではありませんし、痩せるためには、運動も必要ですし、食事内容の見直しや、正しい生活習慣も不可欠です。

 

こればかり飲んでいれば、勝手に痩せるというような便利なものでは、ありません。紅茶キノコは、即効果のある痩せ薬ではなくて、万能のダイエット特効薬でもありません。あくまでも「ダイエット中の健康な身体作りをサポートするもの」くらいの位置づけで、捉えましょう。

 

痩せやすい体質になる効能は、確かにありますので、一日一杯を目安に、気長に飲み続けてくださいね。